[2006.12.01] 日経新聞特集 “株主とは”
11月30日付日経新聞第1面の特集“株主とは…「主役」はどこにいる”の中で、当社の記事が掲載されております。本件についての照会等も多いので、補足説明させていただきます。
【記事内容】
メッキ薬品の日本高純度化学は株主追跡の調査会社と契約し、「真の株主」を毎月洗い直している。10月末で少なくとも19の海外ファンドがいることがわかった。同社はMBO(経営者による買収)後に上場を果たした第1号。安定株主となる金融機関はほとんどいない。「だれが株主なのか、意識せざるを得ない」と社長の渡辺雅夫(66)は語る。
当社株主名簿については、証券代行の信託銀行から年2回(3月末,9月末)に還元されます。今年の9月末の株主数は6,111名(うち個人株主5,932名)と、3月末の4,577名(うち個人株主4,413名)に較べ1,534名(うち個人株主1,519名)増加しました。
株主数での比率は個人が97%を占めますが、株式所有数での比率では個人は50%程度です。個人以外の、3%の数の株主が全株数の2分の1を保有しているわけですが、このうち把握できないのは、信託銀行(信託口)名義になっているものです。いわゆる機関投資家(年金,投資信託等の運用会社)の保有についてはブラックボックスになっており、内訳がわかりませんでした。
今回契約したサービスは、どの投資ファンドが・いつの時点(ファンドの情報開示時点)で・当社株式を何株保有しているか(いたか)が明示されます。月末毎に時系列で追っていけば、「いつ頃買って、いつ頃売ったか」についておおよその把握が出来るわけです。
ちなみにこのサービスでは、ファンド名、運用会社名、ファンドの運用方針、ファンドの中で当社株式の占める比率、運用実績、さらに海外のものについてはファンドマネージャー名まで明らかになります。
当社のどの点に期待して投資しているかも、ファンドの運用方針(例えばROEの高い先、高配当の先、長期的成長が期待できる先、等)を見ることによって推測できます。
10月末(公表時期のズレがあるため確実ではありませんが)では、当社株式は国内ファンド144本、海外ファンド19本に組み込まれておりました。今後のIR活動に大いに参考にしていきたいと考えております。
個人投資家の動向につきましても、いろんな手法で投資行動等の把握を試みておりますが、これについては、またの機会にこのコーナーで説明させていただきます。
昨日、IR東京大会に一日行ってきました。その話も別の機会に記します。
師走に入りました。“忙しい”とう言葉は禁句にしたい、と思っています。“心を亡くす”とは、怖い言葉ですよね。ではまた。