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第6回
ポイント
     

ひとことで言うと

近年、地球環境問題が世界規模で議論されるようになり、その一貫として「鉛フリー化」 が国際ルールとして普及しつつあります。

半田には鉛が相当量含まれており、鉛は人体に有害であることから、EU(欧州連合)では2006 年7 月以降は鉛を含む電気・電子機器は販売できません(ROHS指令)。

当社は、「鉛フリー半田を使用しても十分な接続強度、信頼性を得られる無電解金めっき技術」など、さまざまなソリューションを提供しています。

 
  さらに詳しく
半田接合強度の向上  
ICパッケージに使用される無電解金めっき技術として、DIG(ダイレクト金)用とENIG(ニッケル上の金)用の2種類の新しい金めっき薬品を提供しています。いずれも無電解めっき液に端子部の金属の表面の酸化を防止する機能が付加されており、鉛フリー半田を使用しても十分な接続強度、信頼性が得られます。 半田接合強度の向上

ウィスカーの解消
コネクタの接点部に、半田めっきが施されているタイプがありますが、鉛フリー半田に替えるとウィスカーという髭(ヒゲ)上の組織(鉛フリー半田めっきのウィスカー)が発生し、端子間のショートを起こす危険性があります。ウィスカーが発生せず、接触部の硬度も高い硬質金めっき液を提供することにより、この問題は解消されます。

ウィスカーの解消
金めっきの必要性について
     

チップ金は、金属の中で最もイオン化傾向が小さい、つまり最も安定で錆びにくい金属であるだけでなく、電気伝導性にも優れていることから、電子工業分野に広く用いられ、最近では携帯電話やノートパソコンといった機器に内蔵されている電子回路部品にも利用されています。

具体的にどのように用いられているかというと、電子回路と小さな電子部品または電子部品同士を電気的に接続するための端子へのめっきに用いられています。

さらに、同じ金でも硬い金(ハードゴールド)と軟らかい金(ソフトゴールド)の2 種類に分けられ、用途によって使い分けられています。
まずソフトゴールドですが、チップと呼ばれる小さな電子部品と回路上にある銅配線を電気的に接続するための端子へのめっきに用いられます。
このようにして作られた端子は、その接続様式によってバンプないしはボンディングと呼ばれています。電子部品の基板あるいはテープの配線とチップ電極の接続にはAu 線を用いたワイヤボンディング法が一般に用いられています。(図参照)

したがって、ボンディング用接点材料として金めっき浴を応用するためには、均一で下地Ni との密着性のある金めっき膜を生成しなければならないのは勿論ですが、金めっき膜とAu ワイヤとの接着力すなわちワイヤボンディング強度も重要なファクターとなります。

一方ハードゴールドは、金に卑金属元素としてNi やCo を微量添加したもので、ソフト
ゴールドに比べて約3倍硬く更に耐磨耗性も良いことから、コネクタやマイクロスイッチ、リレー等の電気接点表面に広く用いられています。
こちらの金めっき膜の生成には、電析法が一般に用いられています。

 
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