何をつくっている? 私たちは貴金属めっき薬品を作っています
貴金属めっき薬品に特化した事業展開
当社は電子部品の接点に用いる貴金属めっきを施すためのめっき薬品に特化して事業展開しています。
電子機器のほとんどは非常に多くの電子部品の組み合わせでできており、部品同士の接合がうまくできないと、機器そのものが作動しません。つまり、当社製品が電子機器には不可欠なのです。

使用されている製品
例えば、スマートフォン、パソコン、デジタルカメラ、自動車など、皆さまが生活する中で欠かせないさまざまな製品を当社の事業が支えています。
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携帯電話・スマートフォン
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パソコン
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デジタルカメラ
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自動車
強みは? 専門性、生産性が高く少数精鋭の企業体制
専門性の高さで実現する信頼性の高さとニーズへの合致
ターゲットを「最先端の電子機器産業の中でも“貴金属めっき工程”のみのニッチな分野」に絞り込み、技術の深化、ニーズの先取りを行っています。また、高価な貴金属の省コスト効果を実現したことで収益性の高い製品群を実現し、量のメリットを追求せざるを得ない一般的な製造業とは一線を画しています。
少数精鋭だから実現できる機動力と意思決定の速さ
専門性の高いスタッフが少数精鋭で開発・製造を行っているからこそ可能なコミュニケーション・改善サイクルの早さが特徴です。さらに、営業部門、技術部門、製造部門、管理部門の居室を一堂に集めた体制を維持することにより、社内意思決定や顧客対応をスピーディーに行います。
フォーミュレーション業務で実現する柔軟性と生産性の高さ
原材料などは外部から調達する方式を取ることにより、大規模なプラントを必要としていません。めっき薬品の製造をフォーミュレーション業務に絞ることで、多品種少量生産に対応した高付加価値製品の提供を可能にしています。

これからは? 現在の顧客や仕事を確実に維持しながら、次のテーマへ
新しい技術の開発
JPC固有技術であるProtecting Agentの種類を増やし、新しい基板素材との組み合わせにより新技術を提案します。
Protecting Agentとは、特定の金属に選択的に吸着し、電子を供与又は吸引することによって、めっき反応や皮膜物性をコントロールする一連の有機化合物です。

新しい事業の育成
合金めっき、封孔処理剤、卑金属めっきなどの新技術から次世代の柱となる事業を育成することにより、スマートフォンへの依存度の高い企業体質から脱出します。
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合金めっき
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封孔処理剤
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卑金属
